事例紹介CASE STUDIES

ケース1

 前職では、給料は全て趣味に使い、実家暮らしの彼は、働く理由がなくなったと、無断欠勤が続き、退職。その後はいが若者サポートステーションへ来所しますが、面談を通しても、働く気がないとのこと。ただ、退職後は時間が余り、暇であったとのことなので、当法人の就労体験プログラムを勧め、参加することになりました。

 周りのことより、自分のことを優先的に考えるため、自分の意見が通らなければ、不機嫌になり、周りに当たることが多々ありましたが、本人は自覚がなく、悪気もない様子でした。ただ、本人が理解するまで噛み砕いて話をすると、素直に受け入れ、参加は2カ月だけでしたが、周りへの配慮ができるなどの成長が見られました。今ではその後就職し、働き続け、なんと家庭まで築いています。

ケース2

 いじめから不登校を経験し、人と接することが怖くなり、5年間引きこもっていた彼女は、いが若者サポートステーションから、当法人のジョブトレーニングプログラムに参加しました。

 しかし、引きこもっていたブランクが長かったこともあり、30分に一度は10分間の休憩をとり、なんとか20日間のプログラムは修了したものの、課題が残り、その課題を克服するために訓練を継続することになりました。今では、一日5時間を週4日で継続して参加し、休憩は、昼食休憩のみで、出荷野菜の検品をこなすほどになりました。余裕もでてきたためか、彼女の持ち味の笑顔とおっとりした雰囲気で、彼女の周りは笑顔があふれています。今は、アルバイトを目標に修行中です。

ケース3

 てんかん発作、知的障害があり、A2重度の判定が出ていた彼は、特別支援学校卒業当初は、ストレスがたまると、発作が出たり、自分の考えにこだわり、周りとのいざこざも多々ありました。

 しかし、3年間訓練を続けた今では、てんかん発作もほとんどなく、もともと体力があった彼は、積極的・主体的に仕事をしてくれています。そして、小グループをまとめるリーダー的な存在となり、スタッフに改善提案をしてくれたり、仲間の相談にも乗る、よきお兄さん役を担ってくれています。今後は、さらに多くの仲間をまとめるリーダーになりたいと今も奮闘中です。